もうじき10月だけれど思い出したので書いてしまおう。

今年の敬老の日が近づいたある日、知らない男性がやってきた。

ドアホンの画面を見て内心「夜だし、知らない男の人だし、私一人だし、このまま無視をしてしまおうか?」と思いつつ「はい」と答えると「敬老の日のお祝いのお米をお持ちしました。」と言うのです。

そうだ、この地区は敬老の日になるとお祝いに2kgのお米を配るのだった。十年以上も前にうちが班長さんになった時は夫がお年寄りのいる家庭に配って回りましたっけ。

2kgのお米ですよ。それも新米ですからね。嬉しいですね。

配ってくれた男性は数年前に引っ越してきたばかりで今年は班長さんになったのですね。それで知らない人だったんだ。

と驚きつつ、そうだ夫は今年70歳になったからお米が貰えたんだ!と気がつきました。

敬老の日だ。嬉しいなぁ。


ちなみに三十年くらい昔は栄太郎の飴とか文明堂のカステラでした。頂ける物は何でも嬉しいのだけれどいつの間にかお米になりまして、これも御時世なのでしょうけれど、老人が多いこの地区で2kgのお米をぶら下げて配って回るのは難儀な事です。

うちはお米2kgあると半月は食べられます。有難いですねぇ。



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